2024.03.20
農地を転用して、太陽光発電設備を導入する事は可能なの?
使わなくなった放棄地や休耕地などを利用し、太陽光発電システムを導入する方も年々増加しています。
特に農業は近年、人手不足に陥り、作業者の高齢化に伴い、断念せざるを得なくなったという方も少なくありません。
後継者がいなかったり、あるいはその土地を使った売買がうまくいかない場合にオススメなのが、太陽光発電設備の導入です。
そういった農地は宅地造成工事が行われないと家を建てることができませんが、太陽光発電システムであれば、許可さえ得れば設置可能です。
ただ、地目上、農地のままでは使用することができません。
農地転用制度を利用することで、太陽光発電システムの設置が可能になります。
実際には、各都道府県知事の許可が必要であったり、広大な農地の場合は農林水産大臣の許可が必要など超えるべきハードルはあるのですが、太陽光発電の設置が可能ということは間違いありません。
もし有益な使い方ができない場合は、自宅のみに使う電気ではなく、産業用太陽光発電として考えれば、将来のために役立つ転用が見込めます。
新しいエネルギーを確保することにより、売電なども視野に入ってきます。
ぜひ有効な土地の使い方を検討してみてはいかがでしょうか。